研究室

しばらく書いていなかったが 、私は今大学4年生になった。

4年生なので研究室で卒研を行わされている。

さて、私が配属されたこの研究室、ハッキリ言ってクソである。

教授に対する評価としては時代錯誤なパワハラおじいさんと言うべきか。機嫌が良いときはともかく、機嫌が悪いとすぐ学生を詰める。作業が少しもたついただけで罵声を浴びせ嫌な緊張感が続く。学生と実験・計算方法などで意見が食い違ったとき、始めの方こそ聴こうとするが、すぐそんな状態は終わり、まくしたてて聞き入れなくなる。

そしてうちの班は担当実験テーマ的に教授が特に気にしているのかうちの班に張り付いてる時間が他の班より長く、残業させられることも多かった。

そのためうちの班は私含め3名で構成されていたのだが、うち1人が限界を迎えてしまい上に申請でも出したのか、他に移籍になっただかなんだかで居なくなった。そいつは学生の中でも教授との相性が悪いのか特に詰められることが多かったしな……。まぁそいつが悪いって訳じゃないけどなんかこうやり過ごすのが私よりも下手なのかヤブヘビやっちまうことも多かったし。

私の精神衛生上言っちゃ悪いがこいつが消えてよかったかも。嫌いでもない人物が怒鳴られてる所を見るのはけっこうストレスだった。

この件によるものなのか、ここ最近は教授がおとなしい。上から何らかの指導が入った可能性有りだな。帰る時間もそこまで遅くならなくなった。

そして、うちの班に来月から4年で卒業できず留年した奴が入ってくる。私が留年する前にプレ卒研で同じだったしそいつのことは多少知っている。そいつがなぜ留年したかったて、ヤのつく職業の方となんやかんやあって大学に行ける状態じゃなかったらしい。うわぁ……。

で、一応大学来れる状態にはなったけどそのときのストレスでまだ全快じゃないらしい。こいつが来るって説明を教授から聞いてる中で教授が上で述べたうちの班を抜けた奴について「彼はナイーブだったなぁ そういうこともあるか仕方ない」みたいなことを言ったが、心の中で俺は思った、「抜けたあいつがナイーブなんじゃなくて残った俺たちが頑丈なだけでは?!」と。

なんせ、残ったのは私(1留)と残った奴(3留)である。面構えが違う。

ジジイの任期は今年が最後。私たちの代以降は犠牲者が出ないんだ。ああよかった。

さて、ここ最近は平和なので、このまま卒業できることを願いたい。