上巻の感想
人名、地名、派閥名がどんどん出てくる上に、それを整理する図表や地図が殆ど無いので関連性をしばしば見失うが、個々のエピソードは面白い。下巻を読んでから全体を振り返りたい。
下巻の感想
課題図書として指定されたので読んだ。はじめは良い立地とか、優れた資源とかそういうモノを巡って各勢力が軍拡競争をしていたわけだが、時代が進むとともに情報網とか知識の蓄積とかが溜まってきて変数が多くなっていく。あるときには家系のいざこざ、まある時は、宗教、主義主張、また、建前、仲間意識、、etc 前半・後半ともにここのエピソードは面白かった。ただ、このページ数に全世界の5000年を詰め込むには無理があったのか、ほぼほぼただの年表とかしているパートが多く存在しており、相当にストレスフルな読書体験だった。