レゴイベと最後の学祭(多分)

細かい長文日記。

まず、昨日の話から。昨日は台風の影響で学祭1日目は無くなった。てんで大したことなかったのに。

だから学祭については1日目は書くことはない。よってレゴイベの話に移る。

プラム・カルコア(太宰府市中央公民館)で展示するとのことで九州のビルダーのグループDM内で募集がかけられたが、これが見事にほとんどの人が不参加だったのだ。私は募集開始してすぐ出席に◯をつけて、そしてその出欠の状況には目を通していなかった。だからイベント4日前くらいはまだこの状況を知らなかった。そして時間が4日、3日、2日前…と流れていったが、この間取りまとめ役のAさんから全くイベントに関するアナウンスが何もされなかったのだ。流石に状況がヤバイことをここで気づく。

参加しない人たちはそりゃ参加しないイベントなら何も言わないよな、Aさんにどうなってるか教えろと働きかけることもしないわけだ。私は普段そういう取りまとめ・運営的な所には我関せずといった感じだった。だけど参加者がごく少人数なら自分も当事者だわな。それに気づいてからは気にしないわけにはいかなかった。人が少なくてアナウンスが無い。これはつまり「イベントがやるかどうかも怪しい」ということ。マジでAさんがうんともすんとも言わんので考えられる最悪の結果は「場所だけ確保された状態で何もレゴが展示されず、がらんどうで電気もついてない、これで公民館からの信用を失い、二度とそこでイベントができなくなる」ということ。今回のイベントはただ場所を借りてレゴを展示するオフ会ではなく、『太宰府市民文化祭』というイベントの中の一つであり、要は割とお固い感じなのでマズイ。
上の状況のようにAさんがイベント自体を投げ捨ててもう何もしないつもりでないならばそれは「人数不足のため中止」とか、「やります」とか言ってほしかった。これを俺と同じ状況であるBさんとはとりあえず「これ中止(無理)じゃね?」という考えで受け止めた。BさんはAさんに連絡を入れたが返答は無かった。
そしてレゴイベ準備日(学祭1日目)を迎える。家族が来るため部屋の掃除をしてしばらく時間が経ったが、この日も何もアナウンスは無い。
そこで私は行動を起こすことにした。連絡もつかないし検索してもイベントについて情報が出ないなら、現地に赴いて確かめればいいじゃないかと。この公民館では2週間前にもレゴイベをやっている。その時に私は結構いい折り畳み傘を忘れてきてしまった。折り畳みのくせに半径70cmある優れもの。イベントがあるからその時回収すればいいやと思っていたが、イベントが無いなら自分から回収に向かわねばいずれ傘は捨てられてしまう。台風の直後で空は鉛色だったが傘の回収が必要ということで行く踏ん切りが着いたわ。傘忘れてなかったら多分行ってない。
公民館は結構辺鄙なところにある。鹿児島本線の駅から遠く、西鉄に乗り換えようとすると高くつく。傘1本のために電車賃を払うのは馬鹿らしいと思った。だから原付で向かうことにした。
出発するときは雨は止んでいた。ただどこまで行っても空は鉛色。それなら当然場所によっては雨が降るわな。この時の服装は下は少し厚手のズボン、上はウィンドブレーカーのようなもの。原付に乗っていると意外と下は濡れない、しかし上が濡れる。ウィンドブレーカーがある程度水を弾くのでそれをハンカチで拭き取りながら進んでいた。だが、自宅から太宰府は原付で行くにはとても遠い。数十分が経過しハンカチはもう水を吸いきれなくなり身体が冷え始める。濡れてなくてもこの時期の原付は寒いのに濡れてたらそりゃもうね。
それでも太宰府に近づくにつれ雨が降らない地帯が続くようになり、その間風を受けて上着は乾いていく。中着は乾かなかったので多少辛かったが、無事に公民館に着いた。ちなみに行く間にうっかり多少遠回りしている。
さて、玄関でまずはドキドキしながら傘立てを見る。盗まれてやしないか、処分されてやしないか……無事!なんか使った傘立てとは違うとこに入ってたけど、何も問題なかった。
でもまだ私には確認せねばならぬことがある。イベントだ。最悪の事態をも覚悟しながらエレベーターで4階へ召される。そして、意を決して展示する部屋へ。意を決して扉を開けると…………明かりがついている、卓の数は少ない。展示ボードで部屋が半分に区切られ2週間前よりも省スペースでの展示スペースがそこにあった。そして、そこにはなんと連絡のつかないAさんの姿があった。Aさんはレゴ好きとしてはビルダーではなくコレクターであり、基本的に作品というものは持ってこない。だから心配だったというのがある。これがビルダーなら他が居なくても最悪自分のものだけ並べて誤魔化しがきいたかもしれない。しかしあくまでコレクター。流石に製品だけ並べるというのは恐らく今回のイベントの趣旨に反する。だが、まぁそこは一応何とかなっていたのだ。Aさんは事前にCさんから作品を数箱分預かっていたのである。そんなことももちろんアナウンスは無かった。だからまぁまぁスカスカさがあったが展示の体は何とか成せそうだった。
で、私はAさんに声をかけた。明日やるという証言が取れた。情報は足で稼ぐってマジなんだな。元々はそんなにこういう状況を招く人物ではなかったのだが、Aさんはこの頃親戚間でなんか問題を抱えてて忙しかったり余裕がなかったりでこうなってるようである。まぁ今回の状況を作り出したのはAさんまぁまぁ問題だが、俺ももっと早く動いて少しはなんかできてたんじゃね?とちょっと反省。
で、とにかくやると分かったのでBさんに連絡。こういうつながりの人物に電話かけるのやったことほぼ無くて緊張したわぁ。で、Aさんに会えたこと、明日開催されることを伝え、Bさんは明日来るのかどうか確認を取り、来るということなのでそれをAさんに伝えた。用事があってBさんは身動き取れなかったようなので私が情報を得に行ったことをBさんに感謝された。俺がこれやってなかったら多分Bさん来てない。マジで3人分は作品無いと系統が本当に偏ってしまうのでそれを解消できてよかった。
そして明日は作品を運ぶためAさんが私を迎えに来るように取り付けて帰路につく。帰りは雨が降る時間が少なくて助かった。
帰宅すると家族がいた。学祭を見るために来た。私は凍えた身体で帰ってきて、まずドライヤーを浴びた。マジあったけぇ。そして晩飯にナンを食べに行った。私はトマトベースのチーズチキンカレー。ナン無料おかわりは当然使った。帰ってきて満腹感で眠い頭にムチを打ち、明日の準備をある程度済ませ就寝。なんかまぁ休日だった気がしない一日だった。


そして今日、学祭2日目。

目覚ましで起床、寝ぼけながらも母親にああしたらこうしたらと言われることで何とか荷物をスーツケースにうまいこと詰め終わり、チョココッペパンを飲むような速度で食べて、約束通り8時にAさんの車に乗り太宰府へ。

車の中では私の就職先についての話や、Aさんが在庫を持ってるパーツの取り置きについて少し話して、あとは無言。高速乗ったからそんな長い沈黙じゃなかった。しかし楽なもんだね。マジで昨日の移動との差よ…!

無事に到着して部屋に入るとCさんの姿が。なんだ、作品預けるだけで来ないのかと思ってたら居るんかーい。で、今回のイベントについてCさんはどんな感じだったのか少し聞いてみたかったがまだBさんほど突っ込んだ話ができる関係じゃないのと、普通に設営が忙しくてやめといた。

今回はスーツケースの中に普段俺が座っているクッションやらなんやら入れたおかげでスーツケースの中であまり箱が動かなかったからか作品の崩壊はほぼ無かった。

しかし人手がないので『作品群』であるブリックヘッズカラーチャートの設営にめちゃくちゃ時間かかった。ブリックヘッズの足及び台座はすべて搬送のために外してあるためそれを付ける作業があり、それが80体ほどいるので1体1体は大したことなくても数の暴力である。前のイベントはすぐに設営が終わった他の人が手伝ってくれてたが今回は仕方ない。決まった順に並べるのも時間がかかる。あとは今回はほぼ無事だった駅や車両を修復。しめて2時間半はかかったかな…。そしてBさんとイベント続きで新作ないなとか、ここの中古屋にこれがあっただの話した後、電車で帰宅した。その前にCさんは仕事で去り、Aさんは下の階で受付。よってBさんがワンオペで見張りをすることに。マジお疲れ様です…。

帰宅。家族に受け取りをやらせた荷物が届いていた。海外から取り寄せたパーツ。これで明日少し展示するものが増えた。

そして親が買っていた天ぷら弁当を流し込み、学祭へ出発。私は今年研究室に縛り付けられて情報見る余裕がなかったりで行かないつもりだっんだがまぁ行ってよかったよな。ざっと出店を眺めて、まず作製ブースでバッジを作る。親はすみっコぐらしのキャラクターを、私はオリジナルキャラクターを描いた。そしてなんか道具でガコン、ガコンとやってバッジ完成。こんなにも簡単に作れるのか。

そしてアリーナでゲスト芸能人を観た。ニッポンの社長とパンサー。ニッポンの社長はテレビでチラッと見たぐらいでよく知らないが、パンサーを見れたのでまぁ価値あったな。音声がなんか広がりすぎという感じで音響のセッティングが微妙なのか割と聞き取れない部分があったが面白かった。尾形はやっぱり「サンキュー!」を言いまくってた。その後、ジャンケン大会があって勝ったやつはサインもらってた。いいなー。

その後は出店でベビーカステラと苺スムージーを買って食した。スムージーは確かに美味いのだが、俺のはいかんせん氷が多かった。その後は建物の中でのんびりしていた。

そして俺だけ外に出て出店の前を歩くと、もう卒業したサークル同期の女子が一人。多分1年ぶりとか。長話した。入社してしばらく仕事が全然なくて困ったり、業務が始まってからはやっと慣れてきたが転勤が続いたり職場環境がクソらしい。あとこれから2日で引っ越しだから大変だとか、昔、俺が髪を白くしてた頃の話とか、お互いの創作の進捗とか色々。そういえばこの人、大人しいけどめちゃくちゃ口の回転早いんだったな〜って懐かしく思った。

その後、2人で抽選大会に向かうい時間がまだ余ってたから引き返すも、サークルの出店や展示の片付けが人手足りてないところに出くわし、手伝うことに。4年生になってからというもの、研究室で毎日拘束されて約半年サークルに行けてなかった気まずさどこへやら、なんか流れで手伝うことになった。そんで割と出現頻度高くないのに俺のこと覚えてるやつがいくらか居て。やっぱ俺というものはだいぶ印象に残るらしい。

そして展示ボードはマジ重かった。展示場所から道路の向こう側にあるサークル棟の3階までだから遠い。どっかの民族みたいに頭に乗せて運ぶと軽い。これ手伝ったせいで抽選大会には間に合わず。ガッカリしたが、まぁ俺には家族3人という弾があるからと気を持ち直した。結局当たらなかったが、親父の番号は2回もニアピンだった。年によってはマジで遠い番号しか呼ばれないことあるから大健闘だ。

さて、俺は部室に久し振りに行った。今年むちゃくちゃ部員が増えたので窮屈だったのを改善するために部長が頑張って2個めの部室を手に入れていた。マジ偉業。

そして入るとなんともまぁ懐かしい空気、そりゃそう、なぜなら上で述べた女子以外にもOBが数名来ていたからだ。レーザーショーが始まるまでガッツリしゃべりこんだ。やっぱ仕事やら思い出やら。その中で最近あったのハロウィンの時の写真も見せた。称賛されることで、自己肯定感アガるぅ!で、時間も経過してレーザーショー開始。最初はOBらとレーザー発射装置のすぐ後ろから見ていたが、家族からどこで見てるかの連絡が入っていたので、1ターン目が終わってすぐ俺だけそっちに向かって観た。やっぱちゃんとレーザーの後ろより前から見たほうが迫力あってキレイだったわ。で、見終わって家族を先に俺のアパートに返し、OBと合流してまた来年も学祭で会いてーなーって話して解散。家に帰ってすぐガストに行った。俺はなんと、うな重を食った。うまい。母親が残したカキフライも食べた。そしてたくさんドリンクバーを使った。そしてまた家に戻ると、すぐに家族の荷物を車に積んで、家族は福岡を離れていった。あー寂しい、もうすぐ年末になるからまたすぐ会えるからまぁいいけどな。今日は少し大変だったけどなんか充実したいい一日だったよ。


明日はどうなるだろうね。暇か、忙しいか。入場者数次第。

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