先週の日曜日、船原古墳に行ってきた。
一人寂しく中古屋巡りをした後、帰ろうと思ったら「新原・奴山古墳群」の表示を見かけ、グーグルマップで何処にあるか調べた。そこからはちょっと遠かったのでやめようと思ったが、古賀市立歴史資料館と船原古墳が帰りの方角だと分かったので行くことにした。
歴史資料館の入口で習字が展示してあったのでしばし眺めた。便箋ももらった。小中学生が書いたもの、どれも上手いなぁ…教科書で見たお手本のような字、んでもって全体のバランスも良い。
小中学生でない人が書いたやつは更にすごい。とても長い紙に2行書いてあった。自分がやったらバランスめちゃめちゃになるだろうなぁ。
ただ、達筆過ぎて読めないものもやっぱあるよなこういう場には。
さて、歴史資料館に入る。入場無料。以下に色々興味深かったこと、思ったこととか書く。
石器ってよく石器だと分かったなって思う。矢じりとかはまだ分かるんだが、掻器(皮を剥いだりなめしたりする道具)とか、石刃とかってぱっと見その辺の石ころと大差ないからさ。 銅剣と鉄剣は状態の差が大きかった。銅剣ははっきりと刃の形をしていたが、鉄剣は錆びた鉄屑を棒状に固めたような状態だった。 銅鏡って教科書でも展示でも装飾された裏面しか見せてくれないよな。ネットで調べてるみると、兵庫県にある古代鏡展示館では復元鏡で手にとって表裏を見ることができるんだと。 仏教って入ってきてもしばらくは特権階級に限られてて、一般民衆に広がるのは鎌倉時代以降のことだったんだと。ということは大工どもは信仰してないのに寺とか作らされてたんか? 昭和の教科書と現在の教科書があった。 三輪家が寄贈した神棚、めっちゃデカかった。横に1mはあったんじゃないかな。 物差しって昔は鯨のひげで作ってたのか。油と肉以外にも使い道あるんだなぁ。
他、経塚とか私年号とか知らんかったからへぇ〜って思った。
この後に見に行く船原古墳の埋蔵品も見た。盗掘にあってるからそんなに出てこなかったようだが。出てきた辻金具は実物と一緒に3Dプリンターで作られた復元模型が展示されてた。3Dプリンターってこういう所にも使われるのか。あとはボロボロで土から取り出すと壊れそうなものにはCTスキャンを使うのか。
結構長居してしまったが、もう日が暮れるので船原古墳へ向かう。
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