火を見て癒やされる


 最近ストレスが溜まってきている気がする。例の感染症の影響もあり、家に引きこもってひたすら文字列を読んだり書いたりする生活なので、それは当然のことなのである。
 こういうときは生活レベルを上げてストレスレベルを下げる試みをしてみよう。アロマキャンドルなんてどうだろうか。アロマセラピーの効能こそ世間に認知されつつはあるものの、このLEDの光り輝く時代にエネルギー効率のわるい「火」なんていう照明機器をつかう実用性のなさが、いかにも生活レベルの高さと余裕を表しているようである。素晴らしい。
 とういことでYANKEE CANDLEのFresh Cut Rousesを買った。Yankee Candleはアロマキャンドルの世界ではかなり有名なブランドらしい。評価も高い。仮にもキャンドル初心者の自分のような人間は初手では冒険しないことが大切だ。初手で転ぶとカテゴリ自体にネガティブイメージを持ってしまうので。


 Fresh Cut Rosesは当然ローズの香りということだろう。花の香がする。ではあるのだが、個人的な印象としては「植物」だな!という印象。花だけでなくなんだか「葉」の成分を感じる香りもあって、とても生命力を感じる。キャンドルなので当然火がついていて、その熱を感じることも生命力を感じる一因となっていると思う。
 

 relax ~~ 

 うん、僕はとてもアロマキャンドルというものが気に入った。ということで、今後はアロマキャンドルも趣味として楽しんでいこう。すでにいろいろな製品が世に出回っているので、これをいろいろ試すというのも楽しいだろうし、自作もまた楽しいだろう。
 アロマキャンドル周りの実用的なツールとしてはアロマキャンドルウォーマーというのもあるらしい。これはアロマキャンドルを火を使わずに温めることで、香りを広げるというアロマキャンドルの基本的な機能を満たしつつも、安全性を高めるという道具。火を使わなければならないという「非実用性」を「損なっている」点が気に入らないが、とはいえ瓶の中身を使い切りたい場合などは、とても役に立つだろう。キャンドルを長く楽しむ上では、どこかのタイミングで試してみても良いかもしれない。
 にしても火はいいよね、リラックスできる。火を見るとリラックスできる、というのはやはり原始時代には火をくべることが外敵を退けることに役に立ったことが関係しているんだろうか。そう考えると、人間というのは、それはそれはずいぶんと古い認知システムで動いているんだなぁという気持ちになるね。
 とかどうでも良い話をしている間に、ろうが溶けて部屋全体がローズの香りに包まれ始めている。

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