本日の深夜に日向灘沖を震源とする地震が発生した。久しぶりに震度5程度の揺れを体験して驚くとともに、我が家の本棚の地震対策がきちんと効果を果たしていたことを確認したので、我が家の対策状況を振り返りつつ、本棚の地震対策を見直していこう。
本棚の地震対策としてよく考えるのは次のような方針だと思う。
(a) 本棚そのものを押さえる
(b) 衝撃を吸収する
(c) 本を押さえる
我が家ではa,bは実施済み。cはいろいろ考えたけど、現時点では未実施という状況にある。それでも今回の地震で1冊も本が落下していない。素晴らしい成果である。
(a)本棚そのものを押さえる
大前提として、本棚は割とグラつく家具であるという認識を持ちたい。本を入れればそれなりの重量になって動きにくくはなるが、それは”動きにくい”というだけであって”グラつきにくく安定している”というわけではないのである。家屋が横揺れするような地震の際にはこの点が脅威になるといえるだろう。
そこで本棚を押さえてグラつきを抑えることが有効な手になる。よく知られた方法は転倒防止用の突っ張り棒を本棚の上に設置する方法で、これは実際に有効である。設置しただけで本棚が本当にぐらつかなくなるのでオススメ。
天井が高い場合には突っ張り棒が使えないかもしれない。その場合にはもう壁などに固定することも考えなければならないと思う。
とにかく、本棚そのものの重みで地震を耐え抜こうとするのはあまり良い発想ではなくて、なにかしらに本棚を固定する試みが重要だということだ。
(b)衝撃を吸収する
正直、これはよくわからない。何もないよりは良いと思うけど、本棚の固定に比べればプライオリティは低いと思う。
我が家ではフェルトシートを使っているけど、耐震用のジェルなども市販されている。家具の下に貼っておけば揺れたときに、多少は揺れを吸収してくれるのではないか。
フェルトシートのメリットして、家具をずらすときに移動しやすくなるというのもあるので、家具の位置を頻繁に動かす人にはオススメ。
(c)本を固定する
もちろん本そのものを固定するというわけではなくて、本が本棚から飛び出さないようにフェンスを張るという意味。一番確実な方法はベルトかなにかを張る方法だが、本へのアクセスがすごく悪くなりそうなので手を出せていない。
しらべてみると本棚の棚板の手前に貼り付けて飛び出しを防止するテープもあるようだが、どうなんでしょうかね。要検討。
いずれにしても激しい横揺れを想定する場合、本が棚から飛び出してこないように対策するのはマストだと思うので、今後良い製品を探したいと思っている。
以上が我が家の本棚の耐震対策である。重い本は下の方に配置するとか、平積みはしないとか、細かい注意点もあるが、とりあえずは本棚を固定することから始めれば良いと思う。
P.S. 共同著者のお二人もレゴとかオーディオ機器とか、いろいろなものを管理していると思いますが、それらの耐震対策はどのようにされていますか?気が向いたら書いてみてください。
1 件のコメント:
一応、大きい棚3つには突っ張り棒つけてる。あと小さい棚にも下にゴム履かせてる。
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