プロセスを名前で探して殺したい場面がしばしばある。例えば、GUIのアプリがフリーズした場合などには、ターミナルでプロセスIDをしらべて殺したい。
最初に思いつく単純なアイデアは
ps ax | grep プロセス名
でプロセスIDを取得して、
kill プロセスID
で殺すことだが、ブラウザのように大量のプロセスがガラガラと動いているソフトウェアの場合、引っかかるプロセスの数も多くなり、画面が文字で埋め尽くされるので微妙だ。
そこでよく使っているのは
pgrep -l プロセス名
でプロセスIDを取得する方法。これは求めているプロセスIDを簡単に検索できて便利。pgrepはデフォルトではプロセスIDだけの表示だが、 -l オプションをつけることでプロセス名も合わせて見れる。
コマンドライン上で呼び出すと検索フォームが現れて入力ができるようになる。そこにプロセス名を入れると検索結果一覧が表示されるので、この中から殺したいツールをカーソルキーで選択してEnterを押すとプロセスを殺すことができる。
対話的に使うものなのでスクリプトに組み込むことこそ難があるだろうが、普段遣いのうえではこの上なく便利だ。
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