いつ創作活動をするか、という話

 創作活動をどの時間に充てるべきか、というのは悩ましい問題の一つである。基本的に夜のほうが黙々とやる作業は集中できるという考えから、今学期は夜に創作活動のための時間を固定で確保していたが、結局上手くいかなかった。その理由は至極単純であり、一日活動した後には創作活動をする元気はもう残っていないからである。創作活動は読書等とは違い、自発性を求められて、かつ意思決定も多い作業である。プログラミングの場合はその性質上、惰性で取り組めるようなタスクも少ないので、自分自身のモチベーションが低いときには取っ掛かりを掴むことが難しい。

 そこで、創作活動を一日のはじめに持ってくるのはどうか、と思った。これまで勉強に使ってきた日中の時間を午後開始になるようにずらして、午前中の時間を創作のために確保する。これであれば、意思決定をする元気がある状態で創作に取り組めるのではないか。

 こういった文脈で調べると偉大な作家たちの執筆時間に関する記事がたくさん見つかる。作家たちが毎日固定の時間に習慣的に執筆活動を行っているのは当然であるが、その時間が午前中に集中しているのは面白い。創作活動は第一に新しいアイデアを思いつき、第二で選択をおこなう、とこれの繰り返しであって、第一フェーズがとりわけ重要だと感じる。これができるのは頭がスッキリしていてあれこれと思いつく元気と余裕があるときで、それが午前中なんだろうと思う。

 とあれこれ語ってきたが、やろうとしていることは日のタスクの順番を入れ替えるというだけのことで、これがうまく機能するかは全くの未知数である。実際に試して経過を観察したい。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。