大学1年4月の黒歴史

 時は2020年。今から3年と2か月前に大学生になった。

当時猛威を振るっていたコロナウィルス。その影響で大学生になるも部屋から出る必要のない生活。当然できない友達。バイトもしていない。つまり時間が有り余っていた。

何をしよう。Wi-Fiも敷かれていない。ネット使えない。そうだ!映画を見よう。

今では移動手段は中型バイクのおかげで楽なものだ。しかし、当時は自転車がメインの移動手段。隣町のTSUTAYAまで片道シャカシャカ30分。

そして映画を見る。しかし、ただ見るのももったいない。感想を書くことで自分のアウトプット能力を伸ばせるのでは?

こうして始まったのがOne Noteを使った文章力向上委員会である。前述のソフトには、ノートブックという機能があり、文章力向上委員会というノートブックを作り、映画、アニメ、漫画、小説という枠のページを作った。そうしてそれらの項目に感想を書き連ねていく。



予定だった...


今確認すると、全部で4作品ほどしか感想を書いていないことがわかる。そしてそれらの日付を見ると4月の1、2、14、24日しか記録していない。しかし、私の記憶ではほぼ毎日といっていいほど何か見ていたはず。

不思議に思い、One noteを見ているとその答えがわかる。


とにかく重い!!


そこそこ処理能力のあるPCで見ていてももっさりしたロード。アカウント連携でpcとスマホで使えるという利点もそのせいで途絶える。そして、自由なデザインで記録できるメリットと裏腹に、そのせいでただの文章と画像のシンプルな記録をするだけにしては無駄な機能。

これらの理由で私はOne noteを使うのをやめたという記憶が蘇る。

これからもOne noteを使うことはないだろう。そのため無駄なデータはクラウドから消しておきたい。しかし、私の生んだ文章たちには罪はない。ということで、このTクラスの日記を墓場として埋葬してあげようと思う。

2020/04/01/23:04

痛いのは嫌なので防御力を極振りしたいと思います

自動生成された代替テキスト: 
.おいもとしろう
タを物
振御
0ー(0E0
"Ne物


 最近のアニメでは、「なろう系」と呼ばれるラノベや漫画が多く、それらがアニメ化することが多いですね。 

異世界転生からの努力なしで最強になり、ハーレムを築く。 

そんなありきたりな設定のアニメが多く、筆者はうんざりしていました。 

 そんな中で「痛いから防御力に極振りする」という、ゲームをしたことのある人なら一度は考えたことであろう夢のあるタイトルに惹かれたのが出会いでした。防御力のみで敵に勝てるはずもなく、どんな仲間と出会い、どんな戦い方で敵に勝つのかな?と、見る前からこのアニメに対する想像が膨らみ、期待でいっぱいでした。 

 しかし、そんなのも束の間。第一話であらびっくり。最強の盾とスキルを手に入れて、攻守ともに最強になっちゃいました。つまり、「俺Tueee」でした。以上。 

2020/04/01/23:47 

マイノリティ/リポート 

 舞台は今の2020年よりIOTの進んだ先の未来。犯罪に関する未来を見れる、プリコグと言われる超能力者3人を機関で拘束し、それらの脳内を映像化することで、犯罪を未然に防ぐ。また、街の至る所にある虹彩認証から逃げるためには、他人の眼球を自らの目と交換しなければならなく、街の警備システムは完璧に思われた。しかし、 

 「完璧。そうだな。だが、欠陥があるのは人間の方だ。いつもそうだ。」 

この言葉通り問題は人間側にあり、プリコグの中の一人、アガサの母親を殺したのは、主人公の上司であるラマー局長だった。システムを成り立たせるための行動であったとしても、殺しの事実は変えられることはなく、最後には逃げられなくなり自害した。 

 これからの未来で、私たちの世界にプリコグのような人たちが現れる可能性はとても低いですね。しかし、この映画が発表された2002年、この作品はSFでしたが、2020年の今では実現されているものがあります。私は日常的に 

 「アレクサ。電気つけて。」 

と言って電気をつけていますが、劇中でも 

 「ライト。」 

と言って電気をつけるシーンがありました。また、VR世界で自分の夢や承認欲求、殺害願望を叶えることをビジネスにしているシーン。虹彩認証をショッピングや広告に用いることで、それぞれに適したサービスを受けられるなど、倫理観を無視すれば実現可能な技術が劇中では表現されていました。 

 これからIOTが進み、社会の抑止力の体制も変わり、私たちの身の回りで生体認証がどこまで使われていくのか、考えさせられる作品でした。 

2020/04/02/14:25

GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 

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 舞台は情報化や技術が進んだ日本で、身近にロボットやホログラムがある世界。体のパーツを機械にすることもでき、電脳ダイブといって電脳世界に入ることも可能。当然サイバーテロも多く、それらを取り締まる公安9課。テロによって死んだはずが、博士によって人口の体に人間の心を宿し、公安9課として働くことになった少佐。しかし、博士の所属するハンカ社は少佐の記憶を操作していることが発覚。そんな少佐こと素子は自分は周りと違うことへの葛藤と闘いながら、記憶中の自分を探す。 

 人間とは何なのかという生命の根幹に問いかけるような作品で、体は人工で魂は人間であるなら、人間なのか。これからAIが増えて人間と協力し、社会にも影響を与え、人とロボットの区別がつかなくなる世界がくるかもしれない。そんな中、人間の私たちとの差は心なのか。人工か否かなのか。 

 ちなみに私は、人間との差はセックスできるか否か、だと考えている。以上。 


2023/06/01/2:22  上の感想は糞ですね。最後にもう少しましな締め方なかったのか...

2020/04/14/18:07

1984


 舞台は戦争中で、一人のトップ”ビッグブラザー”が政治を行う、独裁政治体制の国。 

人々はモニターによって常に監視され、労働、生活、性活動を行っている。 

そんな環境にも関わらず、党の洗脳によって、何の疑問を持たず当たり前に受け入る人々。受け入れない者は、反逆者として告発され、殺される。 

 核心に反発心を持つ主人公スミスは党に従順な国民を演じつつ、ビックブラザーに反抗する組織、”ブラザー同盟”に入ることを果たす。そこで出会った、上司のオブライエンは誠実で博識な人物であり、スミスはブラザー同盟の仲間として惹かれてしまう。 

 しかし、オブライエンは党中枢のメンバーであり、反逆者を演じていたことが判明。スミスが今まで仲間と信じてきたものは、党によって操られていた人たちであり、党に逆らうことは不可能だったということを知る。 

 そして、スミスはオブライエンの手によって愛情省(拷問部屋)で洗脳を受ける。拷問によるストレスによって身も心も変えられ、スミスは"二重思考"と言われる思考法によって、今までの正しい知識、記憶を自分で否定することによって、強制的にビックブラザーへの忠誠心を植え付けられる。 

 この物語に出てくる人々は、自分が党によって洗脳を受けていることに気づけない、無知で単純な(一般的に馬鹿と言われる)人が多く、他より知能のあるスミスやジュリア(主人公の彼女)、オブライエンのように反抗心が生まれることは無かった。この状況は、現代の私たちの社会にも考えられることであり、情報化が進むことで、それについていけない人(情報弱者)が生まれ、そうじゃない人との間に見えてくるものの差が生まれてきている。また、常に監視されているにも関わらずのうのうと暮らしている人々はまさに、何も知らずにSNSに自分を投稿し、個人情報をばら撒く現代の人々と同じではないか。情報を制する者が、世界を制す。このことに気づくと同時に、自分の行っているネット上での行動や個人情報管理などを、再確認しようと思わされる本だった。 


2023/06/01/2:25  当時の私はその時の自分のいる社会に結び付けて考えようとしていたのでしょう。

この本は読むときの自分の状況によって感じ方や得るものが変わると思うので、いつの日か成長したら再び読んでみたいですね。

2020/04/24/0:23

Fate/Stay night/heaven's Feel<1,2> 


 2020年はアニメ映画が熱い!そんな中でも期待の高いシリーズ。 

そう、Fateだ。私がFateに関心を持ち始めたのは受験期であった。 

Fate grand orderにはまり、世界観の奥深さに衝撃を受けた。 

 今現在2020年春は、世界的にコロナが蔓延し自宅待機が重視されている。こんな貴重な時間を無駄にすべく、Fate heave's feelをTSUTAYAで借りてきた。 

 stay nightシリーズはUBWとZeroを見てきていて、ここまで完成されてきているシリーズに、どう桜を埋め込んでいくのだろう?と見る前まで疑問でした。 

 まず第一に、桜がエロイ。淫虫によって身も心もボロボロにされた桜を守り抜くと誓った、士郎との間に起こる出来事に胸をキュンキュンされた。3が公開されたら、ぜひ彼女と見に行きたい(彼女いないけど)。士郎のことをずっと好きな桜と、それに気づき自分も桜のことを好きなことに気づく士郎。しかし、自分にとってのヒーローになるということは、士郎の夢を傷つけると考える桜。桜が悪だと気づきながらそれを認めることができず、自分にとっての正義とは何なのかわからなくなり、義父の切嗣と同じ選択を迫られる士郎。そうこうしているうちに、桜は虚構と合体?してしまい、止められなくなって2は終わった。 

 3で士郎はどのようにして桜を助けるのか。みんな大好き間桐臓硯は何を企んでいたのか。1,2と本性を隠してきた言峰綺礼は3でどう動くのか。とても楽しみだ。 


ではみなさん合掌

ちーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん



1 件のコメント:

HoriK さんのコメント...

内容はともかくとして文章力は既に十分なのでは?
あと毎回思うけど画像サイズをなんとかしましょう。

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