Mendeleyと色分け

  おおよそ日報のようなもの。研究テーマを絞るために、関連している論文をあれこれと読んでいる。Mendeley Reference managerの機能についても色々と試しながら、徐々に使い方を覚えてきている。覚えた機能の中で特に有用だと感じるのはHighligtとStickynoteの色分け機能である。これらの機能は文章を読みながら思ったことを残していくのに便利だ。注釈をつけながら文章を読む上で有用だ。さらにその注釈がどういう意味合いでつけられているかが一目でわかるようになっていると良い。色で分けておくと後から探しやすくて便利だ。

 注釈を書くメリットは、いくつかあるが、
a) 文章を読む持久力を高める
b) 後から見返して、必要な情報を素早く思い出せる
c) 単純に意見を述べるのが楽
あたりが主だと思う。
 aについてだが、論文の文章は往々にして多くの情報を含んでいて、メモを残さずに読んでいると置いていかれることが多々ある。なので、文章を理解した区切りごとにそのセクションでどのようなことが書かれていたか端的に書いて残していくことで、頭の中をメモリコンパクションできて、次の文章の理解にスムーズに移れる。注釈をつけながら対話的に読むことで、一息で読み通せる文章が長くなるという実感がある。黄色の注釈(上図参照)をこの用途でよく使う。
 bは言うまでもないが、疑問に思ったこと、後から調べようと思ったことを書いておいて、後からまとめて調べられる。途中で都度調べていると、離脱が多くて文章の内容を忘れたりするので、疑問に思ったことは注釈をつけて保留にしておき、とにかく先に進む、と言う具合で読んでいく方が個人的にはよい。青の注釈と緑の注釈(上図参照)をこの用途でよく使う。
  cについてだが、きっちりとした文章をかいて論文への意見を残しておくのは骨が折れる。文章中でテキトーにハイライトを引いて、意見を残しておけば、どの部分についての意見なのかは一目でわかるので、背景を書く手間を省略できる。赤の注釈(上図参照)をこの用途でよく使う。
 
 と言う具合で、頑張っていろんな文章を読んでいる。

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