研究の方針決めとPost-it

 おおよそ日報のようなもの。昨日、今日でひたすら研究テーマについて書いていた。何を課題とするかについては大体固まった。僕の設定した課題については目的意識は割とはっきりしているので説明しやすいのだが、それを解決する手法については困難がつきまといそうだ。僕が考えている問題点を悪用した攻撃は確かに存在するが、その攻撃手法は攻撃するアプリケーションによっても変化するもので、汎用的な対策を考えるとなると、なかなか難しいところのようだ。担当教員と現在の課題と手法の方向性について話してみたところ、課題の方向性についてはひとまずそれでOK、ということだったが、やはり手法の方向について難色をしめされた。とりあえず、今は既存手法を色々と漁って、既存手法がどのように汎用性を高めているかについて情報を仕入れたい。

 話は変わるが、ついに読書ノートをとるのをやめてしまった。これまでしっかりと本腰を入れて学習することを決めた分野については、本を読みながらノートをまとめていた。この勉強法のまずい点は一にも二にも読書ペースが上がらないことである。ノートに文字を書く作業は本に書いてることを読むよりも遥かに遅いので、これがボトルネックになってしまう。確かにノートにまとめることで後から参照しやすくなったり、記憶への定着率が若干上がったり、という効果はあるが、それらの効能はノートを書かないと得られないのかということについて真剣に考えてみた結果、そうでもないことに気づいたのである。後からの参照という点については、本に付箋を貼り付ければ解決する。読んでいて、重要な点、疑問に思った点、追加調査の必要を感じた点、著者と異なる意見を持った点、にそれぞれ対応した色の付箋を貼り、その詳細を付箋に書き込んでおけば、後から参照するのは容易である。記憶への定着率についてのは単にたくさん同ジャンルの本を読めば解決である。読書ペースを上げることによって、たくさんの本をスキャンする。重要な事柄はどの本にも出てくるはずなので、遭遇率が上がって記憶には勝手に定着するであろうし、単に多くの本をスキャンすることで多くのトピックを調べることができるので、こっちの方が結果として効率的だ。付箋は有名どころだけどPost-itを使っている。なんかすごいノリのにおいがするけど、ちょいどいいサイズで使いやすい。

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