読書術とロッキングチェア

 おおよそ日報のようなもの。昨日はあまり生産性が上がらなかった。

 午前中はほとんど寝て過ごしていた。

 午後にようやく起き出して、軽めの本を1冊読んだりした。読んだ本は、「『技術書』の読書術」というもので、有名な技術書作家で読書家の増田氏とipsiron氏が自身の読書術について解説するという内容。両者とも、内容が自分にあっていないと感じたときの本の取扱が共通しているのが面白いと思った。流し読みをしてでもとりあえずは通読して、あとで別ルートで理解するか、時間をおいて再読すれば良い、というスタンス。このスタンスによって手元の本のフローを良くしているんだと思う。

 夜間はpythonでの非同期関数の書き方について調べたり、HSP(Hot Soup Processor)の環境を構築したりした。HSPの環境構築は昨日の記事(HSPをmakeするときにSDL2に関するファイルがないと言われる)を書いた段階で、エディタを立ち上げて使うところまではできたのだが、実際にHSPのチュートリアルで書いてあるコードを実行しようとするとエラーが出る。そんな関数はないよ、という主旨のエラーで、まだ解決の目処が立っていない。

 それはそうと、Amazonのロッキングチェアを買った。調べてみるとわかるのだが、ロッキングチェアは本当にピン切りである。安いものだと4000円位ものもから、高いものだと10万円を超えるものもある。この市場で特に目立つ存在は5万円くらいのニーチェアである。これも実際気になったはなったが、デザインがいいとはいえ結局は金属フレームに布をかぶせただけの製品に5万円を出す気に離れなかった。まぁこれは、個人の考え方の問題。いいっていう人はデザインに5万円分の価値を見いだせる人だろう。それ僕にはできなかった。

 話を戻してこのAmazonロッキングチェアの話をすると、価格は8000円位で、折りたたみ式のロッキングチェアだ。背もたれが前側に倒れるような形で折りたたんであり、これを起こすことで、椅子全体が立ち上がる。平面から立体が出来上がるのは見ていてもなかなか小気味よい感じがしますね。背もたれはハイバックで安定感がある。体重を倒すとゆっくりと後ろに倒れる。傾斜角もロッキングチェアとなると結構大きい。うちにあるロッキング機能付きオフィスチェアの倍くらいは倒れていると思う。製品のページの画像を見ると、脚部の棒はカクカク曲がっているように見えるのだが、実際に見てみるとかなりなめらかである。ロッキング動作もなめらかで、ロッキング中に一切音がならないのがその証左。

 これで試しに読書をしてみたが、2時間くらい本を読んでも体の疲れがほとんどなかった。椅子が動くことで、体を常時動かすこともできるので、僕みたいな落ち着きがない人でもなんとか一点にとどまっていられる。

 そうじて良い買い物をしたという所感を得た。

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