長所・短所とDBT

 おおよそ日報のようなもの。午前中の生産性は高かったが、午後はボロボロだった。早い時間に起床して動き始めるとだいたいこんな感じになる。起床後、キッチ周りを片付けて、洗濯機を回し、py_cuiについての記事を一つ書いた。進路希望調査票を提出する必要があったため、大学に出かけて進路担当と話したりした。午後はあまり記憶がないが、本を読んだり、クラスメートの他己分析をした結果を文章にして送ったりした。文章を送った相手は間もなく、僕を他己分析した結果をA4で1枚半くらいの文量で書いて送ってくれた。それを読むと、どうやら僕の長所は探究心や計画性で、短所は知識の偏りや偏見があるところらしい。
 

 最近、メンタルの改善手法について学んでいる。メンタルと強くする、落ち込みを改善する、とかはキャッチフレーズとしてわかりやすいから、こういった文句を唄う一般書籍は世に溢れている。したがって本探しは困難を極めるが、こういうときは臨床心理学の文脈から出てきた本を読めば手っ取り早いということに気がついた。心理学にかぎらず、大抵の内容については、(自分がその分野を専攻していなくても)一般書より専門書にあたったほうが早いというのは最近の気付きの一つである。で、手に取ったのが「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」という本で、これはあくまで一般書だという体を保っているが、タイトルとか価格(¥3300+税)からして分類的には専門書だろう。
 まだ60ページあたりをさまよっているし、こういうのは読んでー>実践してー>評価というところまでやらないと効果がわかりにくいものだと思うから、このトレーニング体系の良し悪しについてはよくわからない。でも、衝動的で、感情的に(主にあまり健康的でない感情によって)行動しがちな人々の心理をよく捉えて、優先度の高い事項から対処するようになっていて、よく考えられているとは思う。なお、弁証法的行動療法(DBT: Dialectical behavior therapy)というのは、主に境界性パーソナリティ障害などにおいて効果が認められている方法であって、認知行動療法を実践向けにアレンジしたものなのだそうである。対人関係、感情調節、苦悩耐性をうまくやるためのトレーニングとマインドフルネスの練習をセットで行うことで、自身の精神的苦痛や身体的苦痛を緩和することを目的としている。

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