発表準備と直接的体験

  おおよそ日報のようなもの。昨日は発表があったので、その準備に時間を使ったりした。夜は帰ってきてすぐ寝た。昨日も書いたことではあるが、リサーチが十分でない事柄について発表原稿を書いたり、発表をしたりするのはなかなか苦痛を感じるものである。自責の念に駆られる。発表自体はそこそこという感じだった。原稿を書いていた身からするとすでに矛盾点や不備を大量に見つけているので「素晴らしい内容」から程遠いことは明らかなのだが、質疑応答の時間が少なかったため、そこまで詰められる感じではなく、いい感じで流れた。そういう意味で、そこそこという感じ。

 あまり時間的余裕がなかったのでニュースチェックも、プログラミングも、読書もやらなかった。なかなかイレギュラーな一日ではあった。

 布団で、直接的体験と二次的体験(勝手な造語、他の文脈と重複しているかもしれないが関連はない)について考えたりしたが、あまり考えがまとまっていないのでまた今度。これは再三色んな人に言っているのだが、現代は直接的体験よりも二次的体験が増えすぎていると思っている。そして、この二次的体験が非常に魅力的になっていることが重要な事実だと思う。直接的体験にフォーカスした生活をするためには、ある程度は二次的体験を生活から排する努力を要するのかなとも思う。

3 件のコメント:

なすし さんのコメント...

二次的体験。言いえて妙。
スマホやパソコンを開けば多くの情報があふれていて、自分の求めない情報が入ってきて脳が麻痺。思考停止。しかし、満足度はある。ファスト映画や教養がまさにそれ。情報だけを見聞きして、いかにもそれを体験した気になって、しかし、実は何の実りもないってこと多いね。最近では何かをしている間にyoutubeやアニメとかを流していないと作業が出来なくなっている自分がいる。お風呂でもスマホを持って入ることが習慣化。これはとても恐ろしいことで、明らかに人生の多くの時間や効率を削られている。二次的体験を無意識のうちに求める癖を生活の中、人生から排することが僕も必要だと思う。

HoriK さんのコメント...

なにかしら刺激を受けることを報酬と呼ぶことにすると、二次的体験は必要な労力に対する報酬の量が非常に多いと言えるわけで、コスパが良いわけですから、自発的な意思をもたなければその方向に流されるのは自然だと感じますね。

なすし さんのコメント...

もう覚せい剤と一緒よね。ループにハマったら意思に反して抜けられなくなる。

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