新しい帯域と5Gの是非など

 おおよそ日報のようなもの。昨日は割と良いペースでタスクをこなせた一日だった。タスク間の休憩とか雑用とかで気が散って戻ってこれなくなることが多いので、似通ったタスクはまとめて一気に実行したほうが脱線が少なくて良い感じがする。

 朝はニュースチェックからスタート。印象的だったのはWifi 6E対応製品の情報だ。どうやら世界的に6GHz付近の電波を無線LANに使えるようにしよう、という流れができているらしい。現状で無線LANで使われている帯域といったら2.4GHz帯と5GHz帯だが、使用している機器が多すぎて混雑している。そこで新たな帯域を使うようにしよう、というわけである。日本でも昨年の9月ごろに電波法が改正されてこの帯域が使えるようになった。これによってWifi 6E規格の製品が使えるようになり、対応製品が徐々に出てきている。Wifiだけでなく、Bluetoothも今後は6GHz帯を使う規格を揃える、というアナウンスが出ているので対応機器が今後は増えていくだろう。

 午前中は演習講義で使うプログラムを書いたり、5Gについて考えたりした。

 書いているプログラムは、5*10のセルを探索しながら進むもので、色々と気の利いた機能をつけたりしたらあっという間に450行になってしまった。ちょっとした機能でもCで書くとこのくらいになってしまう。最近はpythonばっかり書いていて、pythonは何でもかなり簡潔にかけるので、別言語を使うとびっくりしてしまう。

 5Gについては導入の是非をコストをもとに考えたりしている。一般的によく言われている5Gの特徴というか、利用シナリオとしてはモバイルブロードバンドの高速化、超低遅延通信、多数同時接続、などがあると思う。そして、モバイルブロードバンドの高速化は主に個人利用者に恩恵がある部分で、残りの2つは主に工業的利用で恩恵がある部分と言えると思う。コストを考えるときは、どのくらいコストがかかるのかという点と、そのコストに対してどの程度メリットがあるかという点を考える必要があって、個人と工業的利用ではいろいろ事情が異なっているだろうから分けて考えてみる。個人利用での導入のメリットは当然モバイルで大容量通信ができるということで、コストはプロバイダとの契約費用ということになるだろう。工業的利用での導入のメリットは品質向上や、生産効率の工場、人件費の削減などで、コストは主にローカル5Gの設備導入費ということになるだろう。コストとメリットが見合っているかという話だが、結論から先にいうと、これを評価するのは非常に難しい。個人利用について評価すると、それはその個人がモバイル通信をするような環境で大容量通信をどの程度使うのかに依存する。工業的利用について評価しようとすると、そもそも5G導入によって得られた増収分というのを計算すること自体に困難さがある。、、ということでいろいろ考えてみたけど、結局これという評価には至らなかった。

 昼はロボットプログラミングの演習講義に出席したりした。グループでいろいろ話しながらやっていく。全然理想的な機能にはなっていないものの、いろいろ実装を試したり機能を足していく過程は面白い。

 夕方は、ブログメンバーの なすし が誕生日配信をしていたのでこれを見ていた。前半はひたすらギターを弾いていて、後半は無音だったので、勉強のBGMに使ったりできた。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。